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メールの受信ができる端末は何台お持ちですか?

インターネットに接続できてメールの受信ができる端末を、何台おもちですか?

デスクトップパソコンとノートパソコン、最近ではスマートフォン(以下、スマホ)やタブレットなど、メールの受信ができる機器(端末)を複数台お持ちの方も多くなってきたかと思います。

パソコン・スマホ・タブレット

受信したメールの行方

せっかく機器は複数台あるのに、普通、メールを受信する機器は1台に限定しますよね。
たとえばパソコンにはパソコン用のメールアドレス、スマホにはスマホ用メールアドレス。

 

それはなぜ?

 

「メールを受信すると、受信したメールは機器の中に取り込まれてしまうから?」

 

正解。

メール受信の仕組み

通常、メールを受信する際には、メール自体をパソコンの中に取り込みます。

取り込むからこそ、取り込んだメールの「既読」「未読」「フォルダ分け」「削除」ができるのです。

 

(1)メールが送られてくる。

(2)メールサーバーに届く。

(3)受信処理をする

(4)パソコンの中にメールが移動し、メールサーバーのメールを削除する。

複数の機器で同じメールを受信する

え? でも今までも「サーバーに残す」「サーバーにメッセージのコピーをおく」って設定しておけば、他のパソコンや、スマートフォンからでも見れたけど?

 

そんなメール通のあなた!それも正解。

メール受信の仕組み・サーバーにメッセージのコピーをおく

「サーバーに残す」という設定をすると(4)の際にメールを削除しません。

もちろん、届いたメールは既読・未読・フォルダ分け、および削除ができます。

 

ただし、2台目の機器(上図:6のスマホ)で受信を行う際、まったく新規でメールを受信します。

 

(5)受信処理をする

(6)スマホの中に届く。

 

スマホではまったくの新規で受信しますので、全て未読で届きます。

1台目の機器(上図4:パソコン)で行ったフォルダ分けもされていません。

パソコンで削除したメールも、もう一度届きます。

 

複数の機器で受信してもその後の管理が面倒なため、メインとなる機器を1台決めて、他の機器は閲覧のみ(たまに送信)とされている方が多いのではないでしょうか。

複数の機器では既読・未読の共有はできないの?

結論から言うと、できます。

プロバイダーの提供するメールアドレスが「IMAP(アイマップ)」に対応していれば、できるのです。

IMAPの仕組み

「IMAP(アイマップ)」と聞くと、「iPhoneで使える新しい地図かなにか?」と思ってしまいそうな名前ですが、なんと原型は1986年に考案され、現在のIMAP4(IMAP Version4)は2000年にできました。

 

難しいことはさておき、それはなんなのか。

 

上図のように、1つのメールが届くと、複数の機器で同時に受信することができるのです。

もちろん、パソコンで既読・未読・フォルダ分け、および削除をすると、スマホで見るときはそれらが既にされた状態でメールを読むことができます。

逆もまた然り、スマホで新しいメールを受信し、フォルダ分けをすると、パソコンで見た際には既読かつフォルダ分け後の姿で表示されます。

それって、WEBメールと何が違うの?

ん? じゃあ「WEBメール」は?

家のパソコンでフォルダ分けして、スマートフォンで見てもフォルダ分けされてるから、一緒なのでは?

 

いえいえ。そこにも違いがあるのです。

WEBメールとIMAPの違い

「WEBメール」は、ほとんどの場合、インターネットに接続できなければ見ることができません。

でも「IMAP」は、一度受信していれば、インターネットに接続できなくても、受信していたメールは見ることができるんです。

なぜそんな便利なものが活用されてないの?

IMAPには弱点があるんです。

まずは通信速度。

従来のメール受信の仕組み(図右:POP)は、メールサーバー上に存在する全てのメールをパソコンの中(ハードディスク内)に取り込みます。取り込んだメールは通常、メールサーバーから削除しますので、その後は新たに届いたメールだけを差分受信します。

新たに届いたメールだけを受信しますので、大容量のファイルをやり取りしていない限り、通信速度はそれほど必要としません。

受信後はパソコンの中だけで処理を完結するため、通信は不要です。

 

一方、この便利なIMAP (図左)というものは、高速通信を必要とします。

POPとIMAPの違い

IMAP (図左)では、メールをパソコンに取り込んだように見えて、実はメール自体、ずっとメールサーバー上にいるんです。メールサーバー上で、既読・未読・フォルダ分け、および削除をしているため、複数の機器のどれで見ても、同じように見えるのです。

 

便利な反面、すべてのデータがメールサーバー上にあるため、何かをするたびに常に通信をする必要があり、メールサーバー上のメール数が多くなると、メール一覧を表示するだけでも膨大な通信量になるのです。

 

また、すべてのメールがメールサーバーにあるため、サーバーの容量が問題になります。容量が上限に達するとメールの新規受信ができなくなるため、定期的な削除が必要になります。

 

なので、これまではどのプロバイダーもあまりIMAPには着手してきませんでした。

しかしブロードバンド技術の向上、サーバー性能の向上、皆様宅の機器の品質向上など、ネットワークを取り巻く環境の品質向上が進んでおり、近年IMAPの提供をするプロバイダーが徐々に出てきました。

メールってややこしい?

あらためて考えると、メールっていろいろ難しく感じますよね。

 

受信ボタンを押すとメールが届く。

送信ボタンを押すとメールが送られる。

 

それだけのことなのに難しく感じますね。

でも、メールを郵便にたとえて考えてみてください。

 

郵便は、ポストに投函しますと、郵便局に回収され、お届け先の最寄の郵便局に送られ、そこから宛先のお宅に配達されます。

メールの仕組みを郵便にたとえると・・・

メールも実は同じ仕組みなんです。

 

メールは、メールソフトの送信ボタンを押しますと、送信者のメールサーバーに送られ、お届け先のメールサーバーに送られ、そこから宛先のパソコンに届けられます。

 

置き換えると簡単ではないですか?

メール受信の仕組み(POP)

さらに今回ご紹介したIMAPは、上図とちょっと違うだけで、「パソコンにダウンロードする」か「サーバー上で取り扱う」かの違いだけです。

メール受信の仕組み(IMAP)

で、こうして並べてみると、POPとIMAPの違いがよく分かりますよね。

そしてこの二つは、どっちがいいとか悪いとかを競う関係ではなく、お互いの弱点を補完しあう兄弟姉妹のような間柄です。

 

併用することで、あなたのメールはより良くなることでしょう。









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