知っているようで知らない法律のこと そもそも「著作権」って何?

分かるようで分からない「著作権」の内容とは

2012年10月に施行された「私的違法ダウンロード刑罰化法案」。
これは「著作権法」の改正案の一部として施行されたものです。

「著作権」という権利について、聞いたことがある、という人は多いかもしれませんが、「それってどういう権利?」と聞かれて上手く説明できるでしょうか。 「私的違法ダウンロード」について理解するためにも、まずは簡単に「著作権」について学びましょう。

「著作権」は"作り手"を守るための権利

この中で「著作権」を持っている人は誰?

「著作権」は、音楽、絵画、小説、映画、ゲームソフトなど、作品(=著作物)を創作した人(=著作権者)が持っている権利です。著作権者は、自分の著作物を利用しようとする人に対して、利用を認めたり禁止したりすることができます。

上のイラストでいえば作曲者と撮影者が著作権者です。
「著作権」は、この著作権者を守るために存在している権利です。

みなさんは、自分が作ったものが勝手に売り買いされていたらどう思いますか?
そうならないために、私的利用など一部の場合を除き、著作物の利用には著作権者の許可が必要とされています。
この「著作権」、子どもでも大人でも、プロでもアマチュアでも、作品を創作すれば全てのものに発生します。また、取得のための手続きなどは必要なく、著作物を創作した時点で自動的に権利が発生します。

似ているようで違うもの。知っておきたい「著作隣接権」のこと

「著作権法」では、「著作権」のほかに「著作隣接権」という権利も保護しているので注意。これは、著作物の創作者でなくても、その著作物を世の中に伝達するのに重要な役割を担う、実演家(歌手、俳優、演出家など)、レコード製作者(レコード会社など)、放送事業者、有線放送事業者などに認められる権利です。上のイラストでいえば演奏者がこれにあたります。

「著作権」と併せて覚えておこう「肖像権」

よくある間違いのひとつに、「著作権」と「肖像権」の混同があります。
「肖像権」は、作品の創作に関係なく誰もが持つ「プライバシー権」と、著名人がその活動に伴って持つ「パブリシティ権」の2種類があります。

■プライバシー権(人格権)
承諾なしに自分の容姿を写真やビデオ、絵画、彫刻などに写しとられたり、それらを無断で公表、利用されたりしないよう主張できる権利。法律による明文の保護規定はありませんが、プライバシー権の一部として理解され、人格権の一つとして認められています。
最近では、SNSへの写真投稿などが、この権利に関する問題として注目されています。

■パブリシティ権利(財産権)
アーティストやタレント、スポーツ選手などの著名人の肖像や氏名は、さまざまな商品や宣伝広告に利用されることで、肖像自体が経済的価値を生み出すことになります。そうした著名人の経済的価値を保護する権利のことであり、財産権に則した権利です。

※ZAQセキュリティ情報『そもそもどんなもの? 何が変わった? 「著作権」の最新事情』のすべての内容は、2013年2月26日時点の基本的な情報や一般的な「著作権法」の解釈に基づいて記載されています。以降に追加された法解釈や施行された法、または行為の詳細などによって、合法・違法といった適法性は変わります。

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詳しくは下記サイトをご参照ください▼
『政府広報オンライン』
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/200908/2.html

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